アオハルを巡る旅
16才夏休み、 23時の名古屋駅8番ホーム
蒸し暑い夜に、駅蕎麦をすする
入線してきたのは夜行急行「ちくま」
「鉄道研究部 夏合宿」が始まる
一晩かけて信州へ向かおう
当然先輩は
ボックスシートで足を伸ばし、その下で
我々後輩は
床に新聞紙を敷き足をくの字に曲げ寝る
翌朝には「妙高高原駅」
名古屋とは別世界の視界と空気と気温
周遊券を使い
信州を鈍行で周る数日間の撮影合宿
泊るのは「ユースホステル」
野尻湖で泊まったっけ、、、、
当時の記憶を辿り
足早ながら再訪しました
「なんでもない駅」に
特別な風景があったりします
「なんでもない道端」に
最高の撮影ポイントがあったりします
36年前
仲間数人とふざけながらそれを見つける
アオハルな時間なのです